「三人法師」菊池寛 2020/5/10 2020/5/10 書評 短篇小説・掌篇小説 菊池寛が御伽草子の「三人法師」に材を取った作品。 筋は原作通りだが、話の順序ほかを多少アレンジしている。しかし、それで魅力が増してはいない。 読むなら谷崎潤一郎が訳したものの方がよい。 [参考] 「三人法師」谷崎潤一郎 こちらの記事もどうぞ『作家の自伝10 菊池寛』浅井清編(日本図書センター)『でっちあげ』福田ますみ(新潮文庫)「三人法師」谷崎潤一郎『半自叙伝・無名作家の日記 他四篇』菊池寛(岩波文庫)『恩讐の彼方に/忠直卿行状記 他八篇』菊池寛(岩波文庫)『藤十郎の恋・恩讐の彼方に』菊池寛(新潮文庫)『作家の顔』小林秀雄(新潮文庫)『文豪たちの悪口本』彩図社文芸部編(彩図社)いいね:いいね 読み込み中...