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『努力論』幸田露伴(角川ソフィア文庫)

『努力論』幸田露伴(角川ソフィア文庫)

2019年
352頁




目次(収録作品)

運命と人力と
着手の処
自己の革新
惜福の説(幸福三説第一)
分福の説(幸福三説第二)
植福の説(幸福三説第三)
努力の堆積
修学の四標的(その一)
修学の四標的(その二)
凡庸の資質と卓絶せる事功
接物宜従厚
四季と一身と(その一)
四季と一身と(その二)
疾病の説(その一)
疾病の説(その二)
静光動光(その一)
静光動光(その二)
静光動光(その三)
進潮退潮
説気 山下語

附録 立志に関する王陽明の教訓

どうしたら幸福になれるのか。人は自然の力を生かせるのか? 明治から大正にかけ、西洋思想に匹敵する生き方論を示した幸田露伴。「努力は人生の最大最善の尊いもの」「努力の堆積が天才を生む」と説き、未来を善くするものは努力しかない、過去を美しくしたものもない。生活の充実となり、自己を発展させるものでもあり、それが生きる意義であると訴えた。効率最優先の価値観が見直されるいまこそ読まれるべき不朽の名著。

出典:KADOKAWA公式サイト

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