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『日本の聖域 ザ・タブー』「選択」編集部編(新潮文庫)

『日本の聖域(サンクチュアリ) ザ・タブー』「選択」編集部編(新潮文庫)

2016年
344頁




目次(収録作品)

アンタッチャブルな「聖域」に挑む

第一部 この国の深淵をのぞく
理化学研究所 利権にまみれた「科学者の楽園」
東宮 皇室危うくする雅子妃
学習院 「皇族教育機関」の終焉
裏金まみれの「国立がん研究センター」 研究費「不正使用」でやりたい放題
日本体育協会 「スポーツ貧国」にした元凶
スポーツマフィア 電通 競技団体・スポンサー・メディアを支配
原発城下町 交付金なしでは生きていけない
自民党東京都連 党本部も手を出せぬ「利権の伏魔殿」

第二部 不義と不正の巣窟
人工妊娠中絶 年間二十万近くの「捨てられる命」
中国大使館 母国情報機関の一大集結地
公安警察 この国の「諜報世界」を歪める者
高齢者医療 この「亡国の穀潰し」
膨張する警察の「利権」 暴力団とパチンコがドル箱
日本貿易振興機構(JETRO) 海外で放蕩三昧の「無用の長物」
教育委員会 即刻廃止すべき組織
沖縄防衛局 カネと利権をばらまく「伏魔殿」
防衛省情報本部 中朝と対峙する「闇の中の組織」

第三部 欲望に勝るものはない
私大と新聞の「異様な関係」 無能学生濫造を促進
農薬ムラ 有害「ネオニコ系」を野放し
日本内科学会 医療費を食い荒らす利権集団
暴力団を甦らせた「フクシマ」 巨額の公金が吸い取られている
「科学研究費」の闇 不正にまみれた「学者ムラ」
自治医大と高久史麿 医療界を牛耳る陰の利権組織
トクホ(特定保健用食品)の闇 メーカーぼろ儲けの「健康詐欺」商売
児童養護施設 ドラマの比ではない「犯罪行為」の巣窟

解説 橋本大二郎

「知る権利」が危うい。国際NGO「国境なき記者団」が発表する「報道の自由度ランキング」での、日本の順位は下がり続けている。大手メディアに蔓延する萎縮、忖度、自主規制――。彼らが避けて触れない「闇」は、政界、官界、財界、学界などに絡み合って存在する。それら25の組織や制度にメスを入れる、会員制情報誌の名物連載第三弾。『日本の聖域 この国を蝕むタブー』改題。

「選択」は1975(昭和50)年創刊の月刊総合雑誌。予約購読制をとっており、各界指導層に読者が多いことで知られる。その執筆陣はマスコミ界を横断し一流多彩だが、すべて匿名としている。

出典:新潮社公式サイト


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