
『戦間期の日本外交―パリ講和会議から大東亜会議まで』イアン・ニッシュ、関静雄訳(ミネルヴァ書房)
2004年
297頁
定価:4,950円(税込)
目次(収録作品)
第1章 パリ講和会議
第2章 ワシントン会議(1921-1922)
第3章 中国ナショナリズムへの対応(1923-1929)
第4章 世界恐慌と軍事的膨張(1929-1932)
第5章 国際協調主義からの離脱(1932-1936)
第6章 コミンテルンとの対峙(1935-1937)
第7章 日中戦争ー第一局面(1937-1939)
第8章 日本・中国・欧州戦争(1939-1941)
第9章 アジア・太平洋戦争(1941-1943)
結論
1919年パリの講和会議から1943年11月東京における大東亜会議に至るまでの日本の外交政策を考察している。当時の外交政策の問題を最終的に全て戦争に帰結させる道標として取り上げるという従来の歴史家の陥穽に陥ることなく、日本も他国と同様、独自の歴史的制約のなかで独自の運命を発見しようとしている国として認識し、友好関係や破滅的敵対関係の回避など可能な限り平和的手段で、国家目標を達成しようとしていた面を再検証する。イギリスにおける日本外交史の泰斗が、重要事件を国際関係の視野からできるだけ平易に書き下ろした戦間期日本外交の通史。
出典:ミネルヴァ書房公式サイト