『愛をめぐる対話 他三篇』プルタルコス、柳沼重剛訳(岩波文庫)
1986年
268頁
目次(収録作品)
愛をめぐる対話
結婚訓
妻を慰める手紙
烈女伝
『英雄伝』で知られる文人プルタルコス(後1―2世紀)の作品から、愛および女性を主題とする4篇を選び収めた。少年愛と男女の愛のいずれが優るかという、プラトン『饗宴』以来のテーマをめぐる表題作のほか、「結婚訓」「妻を慰める手紙」「烈女伝」。古代ギリシア人にとって愛とは、また結婚とは何であったのかを知る恰好の一冊。
本書表紙(カバー)より
[参考]
『モラリア』プルタルコス(京都大学学術出版会)(全14巻)