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『怒りについて 他二篇』セネカ(岩波文庫)

『怒りについて 他二篇』セネカ、兼利琢也訳(岩波文庫)

2008年
407頁




目次(収録作品)

摂理について
賢者の恒心について
怒りについて

ネロー帝に仕える宮廷の生と自決の死―帝国の繁栄と矛盾の中で運命の変転を体現したローマの哲学者セネカ(前4頃‐後65)。絶対権力を念頭に、怒りという破壊的な情念の分析と治療法を逆説的修辞で論じる『怒りについて』。苦難の運命と現実社会の軋轢への覚悟、真の幸福を説く『摂理について』『賢者の恒心について』を併録。新訳。

本書表紙(カバー)より

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