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『哲学入門一歩前―モノからコトへ』廣松渉(講談社現代新書)

『哲学入門一歩前―モノからコトへ』廣松渉(講談社現代新書)

1988年
222頁
(画像は旧バージョンのカバー)




目次(収録作品)

事物に「実体」はない(事物の本体を探ると/自然科学の「物体」像/「量子力学」と原子論/物理的「実在」と認識)
認識は「写実」ではない(写像的知覚観の破綻/現象学の雄略と頓挫/現相的世界への定位/観測と実在相の構成)
本質はどう仮現するか(個別存在と普遍概念/本質認知の擬直覚性/意味的本質の存立性/2重の物象化的錯認)
事態は斯様に妥当する(「所与―所識」と事態/肯定否定と判断対象/人格的主体の如実相/事態の自他への妥当)

「関係」を紡ぐ廣松哲学の真髄への第一歩! 実体(モノ)主義に代わり世界を織りなす事(コト)的構造とは? そしてその結節として立ち顕れる<私>とは誰なのか? 多様なモデルでイメージ豊かに素描する。

出典:講談社BOOK俱楽部

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