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『猫町 他十七篇』萩原朔太郎(岩波文庫)

『猫町 他十七篇』萩原朔太郎、清岡卓行編(岩波文庫)

1995年
163頁




目次(収録作品)

1
猫町
ウォーソン夫人の黒猫
日清戦争異聞(原田重吉の夢)

2
田舎の時計

郵便局

自殺の恐ろしさ
群衆の中に居て
詩人の死ぬや悲し

虚無の歌
貸家札
この手に限るよ

大井町

3
秋と漫歩
老年と人生

解説(清岡卓行)

東京から北越の温泉に出かけた「私」は、ふとしたことから、「繁華な美しい町」に足を踏みいれる。すると、そこに突如人間の姿をした猫の大集団が…。詩集『青猫』の感覚と詩情をもって書かれたこの「猫町」(1935)をはじめ、幼想風の短篇、散文詩、随筆18篇を収録。前衛詩人としての朔太郎(1886‐1942)の面目が遺憾なく発揮された小品集。

本書表紙(カバー)より

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