『文読む月日』(上中下)トルストイ、北御門二郎訳(ちくま文庫)
上巻
2003年
611頁
目次(収録作品)
一月/二月/三月/四月/五月
1日を1章とし、1年366日、古今東西の聖賢の名言を、日々の心の糧となるよう、結集・結晶させた、一大「アンソロジー」。
最晩年のトルストイが、序文だけでも100回以上の推敲を重ね、6年の歳月を費やし、心血を注いで完成させた。総勢170名にものぼる聖賢の名言の数々は、まさに「壮観」。トルストイ自身、「自分の著述は忘れ去られても、この書物だけは、きっと人びとの記憶に残るに違いない」と語り、臨終の数日前にも、娘タチヤーナに10月28日の章を読ませて、「みんないい、みんな簡潔でいい…、そうだ、そうだ…」と呟いたという。トルストイを敬愛してやまない訳者の「心訳」による、わが国初の完全訳。上巻は1月から5月までを収録。出典:筑摩書房公式サイト
中巻
2004年
597頁
六月/七月/八月/九月
下巻
2004年
552頁
十月/十一月/十二月
略年譜
索引
[関連]
『文読む月日』(上下)レフ・トルストイ、北御門二郎訳(地の塩書房)単行本
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