『文学理論講義―新しいスタンダード』ピーター・バリー、高橋和久監訳(ミネルヴァ書房)
2014年
434頁
目次(収録作品)
序論
第1章 「理論」以前の理論―リベラル・ヒューマニズム
第2章 構造主義
第3章 ポスト構造主義と脱構築(ディコンストラクション)
第4章 ポストモダニズム
第5章 精神分析批評
第6章 フェミニズム批評
第7章 レズビアン/ゲイ批評
第8章 マルクス主義批評
第9章 新歴史主義と文化唯物論
第10章 ポストコロニアル批評
第11章 文体論
第12章 物語論
第13章 エコ批評
第14章 十大事件で振り返る文学理論の歴史
第15章 「理論」以後の理論
本書はいわば「ポスト理論」時代の文学理論入門書である。原書は出版後、講義用テキストとして使われ、版を重ねてきた。ワークブックとしての性格を併せもち、批評の実践を経験することで、難解な理論も消化しやすくなる。(原書 Peter Barry, Beginning Theory : An Introduction to Literary and Cultural Theory. 3rd edition. Manchester University Press, 2009,338p.)出典:ミネルヴァ書房公式サイト