『論理病をなおす!―処方箋としての詭弁』香西秀信（ちくま新書）
2009年11月10日第1刷発行
205頁
定価：770円（税込）
目次（収録作品）
序章 馬鹿だから詭弁に騙されるのではない
第１章 詭弁なしではいられない
第２章 曖昧さには罠がいっぱい―多義あるいは曖昧の詭弁
第３章 弱い敵を作り出す―藁人形攻撃
第４章 論より人が気に喰わない―人に訴える議論
第５章 一を教えて十を誤らせる―性急な一般化
あとがきにかえて―語学の達人に学べるか？
著者は、学者（専門は、修辞学・国語科教育学）。（1958-2013）
レトリックについて論じた本。大学のテキストにも使えそうな感じでそつなくまとまっている。
レトリック、詭弁について興味がある人は一読してもよい。ただ筆者は、まず著者の『論より詭弁』をおすすめする。