1997年
137頁
すべての人が真理を見いだすための方法を求めて,思索を重ねたデカルト(1596-1650)。「われ思う,ゆえにわれあり」は,その彼がいっさいの外的権威を否定して達した,思想の独立宣言である。近代精神の確立を告げ、今日の学問の基礎的な準拠枠をなす新しい哲学の根本原理と方法が、ここに示される。
本書表紙(カバー)より
[関連]
『方法序説』ルネ・デカルト、山田弘明訳(2010・ちくま学芸文庫)
『方法序説・情念論』デカルト、野田又夫訳(2019・中公文庫)
『方法序説ほか』デカルト、野田又夫ほか訳(2001・中公クラシックス)
(「方法序説」(野田又夫訳)、「哲学の原理」(井上庄七、水野和久)、「世界論」(神野慧一郎))
[参考]
『デカルト『方法序説』を読む』谷川多佳子(2014・岩波現代文庫)
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