『群衆心理』ギュスターヴ・ル・ボン、桜井成夫訳(講談社学術文庫)
1993年
302頁
目次(収録作品)
序論 群衆の時代
第1篇 群衆の精神
第2篇 群衆の意見と信念
第3篇 種々な群衆の分類とその解説
民主主義が進展し、「群衆」が歴史をうごかす時代となった19世紀末、フランスの社会心理学者ギュスターヴ・ル・ボンは、心理学の視点に立って群衆の心理を解明しようと試みた。フランス革命やナポレオンの出現などの史実に基づいて「群衆心理」の特徴とその功罪を鋭く分析し、付和雷同など未熟な精神に伴う群集の非合理的な行動に警告を発した。今日の社会心理学の研究発展への道を開いた古典的名著である。
出典:講談社BOOK俱楽部
[参考]
『群衆心理』原作:ル・ボン、Teamバンミカス(2018・まんが学術文庫)
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