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『岬にての物語』三島由紀夫(新潮文庫)

『岬にての物語』三島由紀夫(新潮文庫)

改版2005年
400頁




目次(収録作品)

苧菟と瑪耶
岬にての物語
頭文字
親切な機械
火山の休暇
牝犬
椅子
不満な女たち
志賀寺上人の恋
水音
商い人
十九歳
月澹荘綺譚

空想好きで早熟な少年がオルガンの音色に誘われて入り込んだ岬の廃屋。乾いた夏の日差しと輝く草叢と透明な海風の中、少年は若く美しい男女のお遊びにつき合わされる……。幻想的な美しさに満ちた名編「岬にての物語」。不犯の高僧の、ただ一度の焔の如き愛を描く神品「志賀寺上人の恋」、母の手記を通して幼き日を描く「椅子」等、三島文学の〈精髄〉を示す名品13編。

出典:新潮社公式サイト

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