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『芸術の中動態 受容/制作の基層』森田亜紀(萌書房)

『芸術の中動態 受容/制作の基層』森田亜紀(萌書房)

2013年
267頁




目次(収録作品)

「見える」ということから中動態へ
1 中動というカテゴリー
(アナモルフォーズと胡蝶の夢―存在の地平と中動態/自己の身体と中動態/言語の範疇から思考の範疇としての中動態へ)

2 差異化=媒介
(表情知覚の中動相/技術(行為の形)の中動相/差異化=媒介と中動態)

3 生成の場面―中動態の発動と結果
(かたちの成立ー身体・技術・素材/拘束からの生成ーいかにして「作者」になるのか?/作者であることの事後性をめぐって ほか)
中動態とオートポイエーシス

メルロ=ポンティの思索を起点として,能動でもなく受動でもない第三の態である「中動態(相)」という,本来は言語学の概念をキーワードに,受容(鑑賞)のみならず制作の側面からも芸術体験を解読。さらに「中動態(相)」を足掛かりに,作者(あるいは作品)がいかに作者(あるいは作品)たりうるかを,オートポイエーシス論にも依拠しつつ考察。

出典:萌書房公式サイト

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