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『少女たちの明治維新』ジャニス・P. ニムラ(原書房)

『少女たちの明治維新―ふたつの文化を生きた30年』ジャニス・P. ニムラ、志村昌子・藪本多恵子訳(原書房)

2016年
387頁




目次(収録作品)

第1部(一八七一年十一月九日/侍の娘/龍の年の戦/“ほんのわずかのパン種”/“実務を視察する者たちの遠征隊”)

第2部(“気になる客人たち”/家族を求めて/アメリカ人として育つ/ヴァッサー大学にて/“祖国”への旅)

第3部(ふたつの結婚/ひとりで生きていく/アリス、東京に来る/前進と後退/女子英学塾/晩年)

山川捨松―後の陸軍卿大山巌夫人、「鹿鳴館の花」。津田うめ(梅子)―女子英学塾(現在の津田塾大学)を創立。永井繁(瓜生繁子)―女子高等師範学校および東京音楽学校(後の東京芸術大学音楽学部)教員。明治四年、三人の少女が岩倉使節団とともに太平洋を渡った。日本初の官費女子留学生として、実に十年間をアメリカで過ごす。女子としては誰も経験したことのない留学生活、帰国後の周囲との軋轢、西洋文化を知ってしまったがゆえの暗中模索、やがて成し遂げるそれぞれの仕事…ふたつの国で「異邦人」としてもがき、成長した女性たちそれぞれの濃密な三十年間を描く。

アマゾン商品説明より

原題『DAUGHTERS OF THE SAMURAI』

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