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『炎と光の人 小泉八雲』西野影四郎(講談社)

『炎と光の人 小泉八雲』西野影四郎(にしの・かげしろう)(講談社)

1979年12月20日初版発行
265頁




目次(収録作品)

「影四郎」の名 梶谷泰之

〈炎〉
地獄
極楽
ふたたび地獄
頌春譜
弁才天
欲情と自制と
女神よさらば!
四十にして惑わず
捏造の書『一異端者への手紙』
好色本『女性の芳香』は八雲の著作ではない

〈光〉
四次元世界からの囁き
「雷のように働かなければなりません」
コスモポリタンの目
東西文化のかけ橋
「ああ、病のため!」

2部構成で、第1部は主にラフカディオ・ハーンがその人生で関わった女性たち、恋人、恩人、同僚、使用人等にフォーカスして論じる。第2部は、目次の短い論文が収められている。

そこそこ興味深かった。ただ、事実を元にして小説のように場面や会話を再現(創作)している部分が何ヶ所かあり、それが気になった。

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