『ボタン穴から見た戦争―白ロシアの子供たちの証言』スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ、三浦みどり訳(岩波現代文庫)
2016年
359頁
目次(収録作品)
はじめに
一九四一年六月二十二日
ドイツ軍の下で
疎開の日々
孤児たち
少年兵
ただ記憶の中で
戦争が終わって
訳者あとがき
解説 小さな者たちが語り始める――トラウマとユートピア 沼野充義
1941年にナチス・ドイツの侵攻を受けたソ連白ロシア(ベラルーシ)では数百の村々で村人が納屋に閉じ込められ焼き殺された.約40年後,当時15歳以下の子供だった人たちに,戦争の記憶がどう刻まれているかをインタビューした戦争証言集.従軍女性の声を集めた『戦争は女の顔をしていない』に続く,ノーベル文学賞作家の代表作.
出典:岩波書店公式サイト
原題『Last Witnesses』。