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『陽明丸と800人の子供たち』北室南苑(並木書房)

『陽明丸と800人の子供たち―日露米をつなぐ奇跡の救出作戦』北室南苑(並木書房)

2017年
‎268頁




目次(収録作品)

第1部 幻のカヤハラ船長探索記(サンクトペテルブルクでの出会い/探索開始/カヤハラ船長を発見!/たった一冊の船長手記/人道の船「陽明丸」)

第2部 陽明丸大航海(革命の荒波をこえて/ロシアの子供たちのその後/航海中の陽明丸あれこれ/陽明丸の四人の男たち/「陽明丸」七つの謎)

第3部 茅原船長の手記(ロシア小児団輸送記―赤色革命余話)

今から100年ほど前、ロシア革命後の混乱期に800人の子供難民を救った日本の船がある。
貨物船「陽明丸」は米国赤十字社の要請に応じ、当時の首都ペトログラードからシベリアまで避難してきた子供たちを親元に返すため、2つの大洋を横断し機雷が漂うバルト海を通過するという、危険だが失敗は許されない大航海に出航する──。
それから1世紀の時を経て子供たちの子孫から「日本人船長に感謝を伝えたい」と、船長探しを依頼された書家が、2年の歳月をかけて船長の子孫を探し当て、船長の貴重な手記を発見した。
日米連携で子供たちを故郷に戻した四人の男たちと陽明丸の知られざる偉業に迫る!

アマゾン商品説明より

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