1979年6月30日初版発行
279頁
目次(収録作品)
1 和魂洋魂のすすめ
2 知的イメージの設計
3 人とつきあう法
4 探求者のサロンから
5 傍観者ならざれば
6 エジンバラからの発想
7 ポスト・マス・レジャーに向けて
著者は、英語学者、評論家。(1930-2017)
本書は、新聞、雑誌に掲載されたコラム、エッセーを一書に編集したもの。第7章は、書き下ろし。
「知的対応の時代」という書名がつけられているが、特にそのようなテーマで述べているわけではなく、文化、教育、歴史、時事問題等々を幅広く語っている。
古い本だが、なかなかよい。特に、第1章の「和魂洋魂のすすめ」は、今も一読に価する良コラム。
[筆者注]
(p.199ほか)「サズビー」は、サザビー(サザビーズ Sotheby’s)のこと。
[関連]
『知的対応の時代』渡部昇一(1983・講談社文庫)