『最後の戦犯死刑囚―西村琢磨中将とある教誨師の記』中田整一(平凡社新書)
2011年
264頁
目次(収録作品)
プロローグ―作家・角田房子の遺志
第1章 処刑前夜
第2章 軍人としての栄光と挫折
第3章 マヌス島裁判
第4章 嘆願
第5章 セカンド・タイガー
第6章 死刑台
エピローグ―最後の朝
責めに生き責めに死するは長たらむ人の途なり憾やはする―昭和二十六年六月十一日、赤道直下のマヌス島。オーストラリア軍による戦犯裁判で死刑判決を受け、無実の罪を背負い死んでいった元近衛師団長、西村琢磨中将。その最期を見届けた教誨師の手記を軸に知られざる悲劇を掘り起こす鎮魂の書。
アマゾン商品説明より