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『江戸人の老い』氏家幹人(草思社文庫)

『江戸人の老い』氏家幹人(草思社文庫)

2019年
219頁




目次(収録作品)

第1話 ある老人の遺書―孤独と豊かさ(家族への不満/結婚六度/老人の正体)
第2話 それからの吉宗―大御所様残日録(華麗なる名君/史実とドラマの間/介護とリハビリの日々/もう一つの吉宗伝説)
第3話 老人は郊外をめざす―『遊歴雑記』を読む(元気なお爺さんたち/隠者のように―十方庵敬順/老後を楽しむ達人/老人の役割)

脳卒中による半身麻痺と言語障害を必死のリハビリで克服しようとした八代将軍徳川吉宗。
息子ら家族への不平不満を七万字にも及ぶ遺書をしたためた文人。
散歩と社交を愉しむ一方、社会への批判精神を失わなかった隠居僧──
三人の男たちの「老後」を記した史料を丹念に読み解き、時代と個人を超えた普遍的な「老い」の風景を浮かび上がらせる。

アマゾン商品説明より


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『江戸人の老い』氏家幹人(2001・PHP新書)
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