『帝国を壊すために―戦争と正義をめぐるエッセイ』アルンダティ・ロイ、本橋哲也訳(岩波新書)
2003年
233頁
目次(収録作品)
「無限の正義」という名の算術
戦争とは平和のことである
戦争のお話―核爆弾で楽しむ夏の家族ゲーム
民主主義の女神―彼女はたしかにこの地にいるはず、でも誰も彼女のことを知らない
来たれ、九月よ
「帝国」に抗して
民衆のための「帝国」ガイド
帝国製インスタント民主主義―ひとつ買うと、もうひとつただで貰えるインスタント食品はいかが?
2001年9月11日以降,暴力と偽善が世界を覆い尽くしている.ブッカー賞受賞のインド人女性作家ロイは,その状況に対して絶え間なく抵抗の声を挙げ,帝国とは別の世界を求めるすべての人々に希望と勇気を与えてきた.「「無限の正義」という名の算術」「帝国の民主主義」をはじめ,海外で注目される8篇の政治エッセイを収載.
出典:岩波書店公式サイト