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『「知」の欺瞞』アラン・ソーカルほか(岩波現代文庫)

『「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用』アラン・ソーカル、ジャン・ブリクモン、田崎晴明・大野克嗣・堀茂樹訳(岩波現代文庫)

2012年
464頁




目次(収録作品)

1 はじめに
2 ラカン
3 クリステヴァ
4 第一の間奏―科学哲学における認識的相対主義
5 イリガライ
6 ラトゥール
7 第二の間奏ーカオスと「ポストモダン科学」
8 ボードリヤール
9 ドゥルーズとガタリ
10 ヴィリリオ
11 ゲーデルの定理と集合論―濫用のいくつかの例
12 エピローグ

科学をめぐるポストモダンの「言説」の一部が「当世流行馬鹿噺(ファッショナブル・ナンセンス)」に過ぎないことを示し,欧米で激論をよんだ告発の書.名立たる知識人の著述に見られる科学用語の明白な濫用の数々.人文系と社会科学にとって本当の敵は誰なのか? 著者らが目指すのは”サイエンス・ウォーズ”ではなく,科学と人文の間の真の対話である.

出典:岩波書店公式サイト


[関連]
『「知」の欺瞞―ポストモダン思想における科学の濫用』アラン・ソーカル、ジャン・ブリクモン、田崎晴明訳(2000・岩波書店)単行本
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