『感染の令和 またはあらかじめ失われた日本へ』佐藤健志(ベストセラーズ)
2021年
530頁
目次(収録作品)
プロローグ 令和はすべてが許される
第一部 平成までを総括する
1 平成とボヘミアン・ラプソディ
2 手違いで繁栄した戦後日本
3 失われた政府への信頼
4 「爽快な器」だった安倍総理
5 特攻隊員を笑いものにしたトランプ
第二部 黄昏の現地妻国家
1 ナショナリズムと突然変異
2 日米貿易交渉の真実
3 安倍外交に見る「失敗の法則」
4 大国はヤクザ、小国は娼婦
5 「米朝ツイート会見」の大ウソ
6 必殺! 米朝指導者ヨイショ合戦
第三部 崩れゆく経済と社会
1 戦後史最後の政治的選択
2 消費増税と「日本の自殺」
3 義務教育の「義務」とは何か
4 児童虐待の運命的構造
5 嘘と夢のはざまで
第四部 世界観をめぐる逆説
1 ポピュリズム・オブ・ザ・デッド
2 二〇一〇年代末、世界はみな疲れている
3 香港騒乱が突きつけたもの
4 中華未来主義というノスタルジア
5 MMTとナショナリズム
6 理念にも動作環境がある
第五部 パンデミックと国の行く末
1 予言された疫病の記録
2 パンデミックは愛の行為
3 感染症とボディ・ポリティック
4 「ウイルス保守主義」宣言(1996)