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『開高健ベスト・エッセイ』(ちくま文庫)

『開高健ベスト・エッセイ』開高健、小玉武編(ちくま文庫)

2018年
416頁




目次(収録作品)

曲球と直球その他 消えた”私の大阪” 才覚の人 西鶴 大阪の”アパッチ族” 故郷喪失者の故郷 飲みたくなる映画 私の青春前期 焼跡闇市の唄 わが青春記 第二の青春 ナイター映画 困る 四十にして…… アンダスン「冒険」についてのノート 自戒の弁 トレーニング時代 私の小説作法 記録・事実・真実 夫婦の対話「トルコ風呂」 小説を書く病い 空も水も詩もない日本橋 笑えない時代 流亡と籠城 小説の処方箋 心はさびしき狩人 告白的文学論 私の創作衛生法 貴重な道化 貴重な阿呆 こんな女 解放戦線との交渉を 南の墓標 見ること 私にとってのユダヤ人問題 ソルボンヌの壁新聞 さらば、ヴェトナム 民主主義何デモ暮シヨイガヨイ 脱獄囚の遊び 荒地を求める旅心 飛びもどるブーメラン 毒蛇はいそがない 心に通ずる道は胃を通る 秋の奇蹟 河は眠らない 越前ガニ ワイセツの終焉 救われたあの国、あの町 正露丸、梅肉エキス 酒の王様たち 正月 歓声と銃声の記憶 最後の晩餐1


『葡萄酒色の夜明け―(続)開高健ベスト・エッセイ』 開高健、小玉武編(ちくま文庫)

2019年
411頁



目次(収録作品)

昭和二十九年 埴谷雄高宛て 昭和三十三年 中村光夫宛て 昭和三十九年 広津和郎宛て 印象採集 大阪 声の狩人 荒野の青い道 サ・エ・ラ マンモス・プール 頁の背後 食いだおれ 珍酒、奇酒秋の夜ばなし 食べる地球 芭蕉の食欲 酒瓶のつぶやき 食談はポルノという説 男の顔 二本の指 銃声と回心 人工乳坊や 芸術家の肉体 悪態八百の詩人 男と女 「可愛い女」のオーレンカ 夢のない女はやりきれない 娘と私 おなごを語る メリー・ウィドゥの集い 輝く石に魅せられて 短い旅短い眼 阿鼻叫喚の闇が無邪気を生む 靴を投げて 旅は男の船であり、港である 悲しき湿原 ウノートラ・セルヴェッサ 夏目漱石 江戸川乱歩 川端康成 三島由紀夫 秋元啓一 サルトル 権力と作家

「裸の王様」で芥川賞を受賞した開高は、続けて「日本三文オペラ」などの小説を発表する一方で、『過去と未来の国々』『声の狩人』『日本人の遊び場』『ずばり東京』など示唆に富んだノンフィクションを次々に書き進めた。旺盛な行動力と尽きない好奇心によってもたらされた優れたエッセイを、人物、紀行、酒と食事、男と女の世界などに整理し、併せて貴重な書簡を収める。

出典:筑摩書房公式サイト

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