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『普及版 WGIP 日本人を狂わせた洗脳工作』関野通夫(ハート出版)

『普及版 WGIP 日本人を狂わせた洗脳工作―今なおはびこるGHQの罠』関野通夫(ハート出版)新書

2022年4月15日第1刷発行
190頁




目次(収録作品)

第一部 WGIPが謀略である証拠
第一章 未だ気づかれていない洗脳工作
第二章 内部文書「WGIP」の発見
第三章 洗脳と検閲の両面作戦
第四章 発見文書から内容を読みとる
第五章 CIEと東京裁判との関係
第六章 WGIPでCIEが懸念したこと
第七章 東京裁判に対するアンチテーゼ
第八章 東京裁判における清瀬一郎弁護士の冒頭陳述

第二部 「遅効性毒薬」WGIP
第一章 自虐思想の成立と拡大
第二章 日本人が騙されるパターン──WGIP型
第三章 日本人が騙されるパターン2──言霊信仰型
第四章 日本人が騙されるパターン3──政府主導型
第五章 欧米人と日本人の思考法の違い
第六章 日本人が騙されやすい理由と、その改善への提言

ベストセラー書籍の普及版! !
WGIPとは戦争への罪悪感を国民に植え付けるプログラム
未公開証拠文書の歴史的大発見で話題騒然! !

WGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)は日本人の再起を阻む遅効性の毒薬だった!

本書帯より

※本書は『日本人を狂わせた洗脳工作』『いまなお蔓延るWGIPの嘘』(ともに自由社ブックレット)を統合、加筆修正して再構成したものです。

出典: ハート出版 公式サイト


著者は、ホンダ(本田技研工業株式会社)で要職を歴任した人。

第1部は、江藤淳が『閉された言語空間』で、言及したが出典が明らかでなかったWGIP(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の原文書の発見とそれの解説を述べる。

第2部は、いわゆる日本人論。海外駐在豊富な著者の体験や日本人の長所や短所などを論じる。

なかなかおすすめ。ただ、真っ当な保守言論人の著作を読んでいる人には、知っていることばかりだろう。
WGIPの原文を突き止めた著者の功績を称える。

[筆者注]
(誤植。気になったもののみ)
(p.50)「当初の手紙が殺到」。「投書」

(p.109)
「NHKは、台湾原住民の取材テープを意図的に偏向編集した結果、抗議の一万人訴訟に発展し、敗訴しました(2013年11月)。」
これは、ドキュメンタリー番組「JAPANデビュー」のこと。確かに、NHKは2013年の高裁で敗訴したが、上告し2016年の最高裁で勝訴している。
(ただ、裁判所が名誉棄損にはあたらないとしただけで、この番組は偏向という言葉では足りない、悪意のある事実に基づかないデタラメな差別的でもある番組である。)
Wikipedia NHKスペシャル シリーズ 「JAPANデビュー」>第1回放送をめぐる騒動・訴訟

 [参考]
 「【新春特番】「NHK解体」への道 Part1」(チャンネル桜)ニコニコ動画
  1/3  2/3  3/3

[関連]
『日本人を狂わせた洗脳工作』関野通夫(自由社)

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