『ちくま哲学の森』(全8巻)鶴見俊輔・安野光雅・井上ひさし・森 毅・池内紀編集(ちくま文庫)
哲学者の論文、批評家のエッセイ、文学者の随想、生活者の意見など、あらゆるジャンルから、秀れた日本語によるわかりやすく示唆に富んだ文章だけを集めた。(筑摩書房のサイトより)
『ちくま哲学の森 4 いのちの書』
2011年12月7日
440頁
目次(収録作品)
「おばあちゃん」金子光晴
「私は百姓女・老いて」吉野せい
「暁を見る」ヘレン・ケラー(岩橋武夫訳)
「最初のハードル」戸井田道三
「萩の花」宮本常一
「病床断想」吉田満
「或る遺書について」塩尻公明
「死生」幸徳秋水
「臨終の田中正造」木下尚江
「安吾のいる風景」石川淳
「「ガリヴァー」の作者の死」中野好夫
「狂気について」渡辺一夫
「絞首刑」G・オーウェル(小野寺健訳)
「拷問」ジャン・アメリー(池内紀訳)
「夏の花」原民喜
「穴ノアル肉体ノコト」澁澤龍彦
「墓」正岡子規
「チョウチンアンコウについて」梅崎春生
「牧歌」モーパッサン(青柳瑞穂訳)
「魂について」小泉八雲(田部隆次訳)
「生きがいを求めて」神谷美恵子
*解説 「いのち」と枯葉 安野光雅
[関連]
『洟をたらした神』吉野せい
『わたしの生涯』ヘレン・ケラー、岩橋武夫訳
『或る遺書について』塩尻公明
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「臨終の田中正造」木下尚江
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『安吾のいる風景・敗荷落日』石川淳
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『オーウェル評論集』小野寺健編・訳
『小説集 夏の花』原民喜(岩波文庫)
『夏の花・心願の国』原民喜(新潮文庫)
『モーパッサン短編集1』青柳瑞穂訳