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『堕落論・日本文化私観 他二十二篇』坂口安吾(岩波文庫)

『堕落論・日本文化私観 他22篇』坂口安吾(岩波文庫)

2008年
405頁




目次(収録作品)

  1. ピエロ伝道者
  2. FARCEに就て
  3. ドストエフスキーとバルザック
  4. 意慾的創作文章の形式と方法
  5. 枯淡の風格を排す
  6. 文章の一形式
  7. 茶番に寄せて
  8. 文字と速力と文学
  9. 文学のふるさと
  10. 日本文化私観
  11. 青春論
  12. 咢堂小論
  13. 堕落論
  14. 堕落論〔続堕落論〕
  15. 武者ぶるい論
  16. デカダン文学論
  17. インチキ文学ボクメツ雑談
  18. 戯作者文学論――平野謙へ・手紙に代えて――
  19. 余はベンメイす
  20. 恋愛論
  21. 悪妻論
  22. 教祖の文学――小林秀雄論――
  23. 不良少年とキリスト
  24. 百万人の文学

1946(昭和21)年4月に発表された「堕落論」によって、坂口安吾(1906‐1955)は一躍時代の寵児となった。作家として生き抜く覚悟を決めた日から、安吾は内なる〈自己〉との壮絶な戦いに明け暮れた。他者などではない。この〈自己〉こそが一切の基準だ。安吾の視線は、物事の本質にグサリと突き刺さる。(解説=七北数人)

本書表紙(カバー)より


[関連]
『日本文化私観―坂口安吾エッセイ選』(講談社文芸文庫)

『日本文化私観』坂口安吾(2011・中公クラシックス)

『堕落論』坂口安吾(2007・角川文庫)

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