『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 83 家』小島信夫編(作品社)
1989年9月
256頁
目次(収録作品)
秋山駿 団地居住者の意見
阿部昭 心の家族
鮎川信夫 暗い大きな家
石田波郷 家
伊藤整 藁家と井戸
井上ひさし カーペット
上田篤 縁
内田百閒 竹梯庵の記
宇野千代 わたしの建てた家
川本三郎 家族のようなもの 森田芳光「家族ゲーム」
黒井千次 家族・家屋・時間
河野與一 部屋の戸の話
古今亭志ん生 なつかしの“なめくじ長屋”(抄)
小島信夫 実験住宅の悲しみ 私の家
後藤明生 小説家の家
小林勇 はなれ
志賀直哉 住宅に就いて
寿岳章子 雨そして軒のはなし
新藤兼人 家
鈴木貞美 家族の集まる風景
高橋義孝 家庭の雰囲気
谷崎潤一郎 厠のいろいろ
寺山修司 青少年のための家出入門(抄)
夏目漱石 下宿
西江雅之 こんな家族
萩原朔太郎 家庭の痛恨
古井由吉 家の顔
古谷綱武 白い障子のある家
丸山薫 家 [巻頭詩]
水上勉 私には家庭がなかった
村上菊一郎 井伏邸の敷居
森田たま 借家の庭
森本哲郎 住まいについて
柳田國男 家を持つといふこと
山田風太郎 わが家は幻の中
横光利一 汚い家
與謝野晶子 隣の家
吉田健一 家を建てる話
和歌森太郎 わが家の歴史