『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 84 村』立松和平編(作品社)
1989年10月
256頁
目次(収録作品)
有島武郎 農場開放顛末
石牟礼道子 村が育てた時代が過ぎて
井上靖 郷里伊豆
尾崎一雄 村の放送よしあし
河上徹太郎 村のもの音
きだみのる 部落の日々
北畠八穂 津軽の雪
木山捷平 ふるさとの味
串田孫一 山村の祭
窪田空穂 農村の魂 冥利、血統、結婚適齢期
黒田喜夫 永遠の青年
佐藤藤三郎 万作の花の咲くころ
司馬遼太郎 村の心中
島尾敏雄 大島だより
島崎藤村 生ひ立ちの記 三
清水昶 夏のほとりで [巻頭詩]
杉浦明平 地方の時代というけれど……
住井すゑ 父立(ちゃんりつ)農大
立松和平 田んぼのネオンについて
立松和平 夢の中のふるさと
徳冨蘆花 村の一年
長塚節 炭焼のむすめ
中山義秀 ふるさとの記憶
野上彌生子 農村の母と子に
平林たい子 村の温泉
堀多恵子 山暮らし
牧野信一 その村を憶ひて
山下惣一 崩れ去った村社会
若山牧水 村住居の秋