『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻54 悪口』ねじめ正一編(作品社)
1995年8月
256頁
目次(収録作品)
佐多稲子 悪口
中村光夫 悪口
三島由紀夫 批評と悪口について
井伏鱒二 牧野信一のこと
伊藤整 悪口しか書けない
花田清輝 匿名の精神
吉田健一 あてこすりの效用
中野重治 映画の悪口
高橋義孝 悪口
永井龍男 ケンゾウ・ナイフ
幸田文 二人の先生
網野菊 家柄
安藤鶴夫 前のうちの、職人
宇野信夫 家内は処女 「初日」より
井上ひさし ゴルフについての悪口
遠藤周作 佐藤愛子への反論
田辺聖子 小骨のイジワル……
大江美智子 二人芝居(抄)
入江徳郎 「傷つく」ことを恐れ過ぎるな
塩田丸男 褒めぎらい
嵐山光三郎 悪口に関する五段階の認識
阿刀田高 悪意あり
森茉莉 怒りの虫 正・続
関川夏央 インタビュー
東海林さだお 自動車教習所教官の反論
佐野洋子 ことばは通じなくても
石坂啓 名古屋に多い“シブチン”男
阿川佐和子 小言幸兵衛
田中美津 王様は裸だ!(抄)
筒井康隆 腹立半分日記(抄)
北野武 まずはデモンストレーション。
悪口の悪口というのを、一発。
椎名誠 クソして死ぬべき人々
林真理子 “湯わかし室”での上手な会話
群よう子 芸能人夫婦の家庭を想像してみると、
絶対遊びにいきたくないのは誰の家?
ねじめ正一 「○○さんち」という不気味なコトバ