『日本の名随筆』(全100巻、別巻全100巻)(作品社)
B6判・函入り
明治以降の各界著名人による随筆を巻ごとにテーマを設けて編集した随筆集のシリーズ。
『日本の名随筆 別巻69 秘密』加賀乙彦編(作品社)
1996年11月
256頁
目次(収録作品)
谷崎潤一郎 或る時
室生犀星 盗みごころ 『作家の手記』第四章
江戸川乱歩 乱歩打明け話
竹久夢二 秘密
串田孫一 秘密
牧野信一 余話 秘められた箱
芥川比呂志 父の出生の謎
三島由紀夫 煙草
森茉莉 記憶の書物(抄)
本多秋五 古い記憶の井戸
白洲正子 いまなぜ青山二郎なのか
木下順二 あの過ぎ去った日々
福永武彦 就眠儀式 『幼年』より
鮎川信夫 幼年の観察
種村季弘 分家開き 谷崎潤一郎『秘密』
田島征三 タシマのフタゴ
安野光雅 「空想犯」の顛末と弁明
奥田継夫 なぜ性を避けて通るのか?
森崎和江 般若を抱く人形
津島佑子 知られたくない仕事
神谷美恵子 生きがいをうばい去るもの
中井久夫 過ぎた桜の花
河合隼雄 児童文学の中の「もう一人の私」(抄)
加賀乙彦 秘密を守ること/夫婦の秘密