『森鴎外全集』森鴎外(ちくま文庫)全14巻
『森鴎外全集1 舞姫/ヰタ・セクスアリス』(ちくま文庫)
1995年
444頁
目次(収録作品)
舞姫
うたかたの記
文づかひ
そめちがへ
朝寐
有楽門
半日
追儺
懇親会
大発見
魔睡
ヰタ・セクスアリス
鶏
金貨
金毘羅
『森鴎外全集2 普請中/青年』(ちくま文庫)
1995年
406頁
独身
牛鍋
電車の窓
杯
木精
里芋の芽と不動の目
桟橋
普請中
ル・パルナス・アンビュラン
花子
あそび
沈黙の塔
身上話
食堂
青年
『森鴎外全集3 灰燼/かのように』(ちくま文庫)
1995年
380頁
蛇
カズイスチカ
妄想
藤鞆絵
流行
心中
百物語
灰燼
不思議な鏡
かのように
鼠坂
吃逆
藤棚
羽鳥千尋
田楽
豆腐
『森鴎外全集4 雁/阿部一族』(ちくま文庫)
1995年
354頁
雁
ながし
鎚一下
天寵
二人の友
余興
興津弥五右衛門の遺書
阿部一族
佐橋甚五郎
護持院原の敵討
『森鴎外全集5 山椒大夫/高瀬舟』(ちくま文庫)
1995年
366頁
大塩平八郎
堺事件
安井夫人
山椒大夫
魚玄機
じいさんばあさん
最後の一句
高瀬舟
寒山拾得
玉篋両浦嶼
日蓮聖人辻説法
仮面
『森鴎外全集6 栗山大膳/渋江抽斎』(ちくま文庫)
1996年
634頁
栗山大膳
津下四郎左衛門
椙原品
渋江抽斎
寿阿弥の手紙
都甲太兵衛
鈴木藤吉郎
細木香以
小嶋宝素
『森鴎外全集7 伊沢蘭軒(上)』(ちくま文庫)
1996年
529頁
江戸後期の医者で考証学者、また渋江抽斎の師でもあった伊沢蘭軒の生涯を追う史伝小説。(上)は文政十二年まで。
出典:筑摩書房公式サイト
『森鴎外全集8 伊沢蘭軒(下)』(ちくま文庫)
1996年
433頁
蘭軒の死去を伝えた後、作家の筆はさらにその遺子榛軒柏軒兄弟の事蹟を尋ねつつ、養孫棠軒にまで及ぶ。激動する幕末・維新期の雄大かつ精細を極めた一断面史完結篇。
出典:筑摩書房公式サイト
『森鴎外全集9 北条霞亭』(ちくま文庫)
1996年
592頁
北条霞亭
霞亭生涯の末一年
渋江抽斎の師である伊沢蘭軒の生涯を追うなか、作家は北条霞亭に出会う。北条霞亭とは何者か。幼時より読書に親しみ、詩歌を善くし、「霞亭渉筆」「嵯峨樵歌」などの著書を持つ霞亭に仮託しつつ、作家は何を語ろうとするか。
散文作品としては鴎外の絶筆、「渋江抽斎」「伊沢蘭軒」と並ぶ三大史伝の最後の一篇。巻末に「霞亭生涯の末一年」を付す。
出典:筑摩書房公式サイト
『森鴎外全集10 即興詩人』(ちくま文庫)
1995年
480頁
作家が九年の歳月をかけて訳出した、近代文学史に残る名訳を、精細かつ分りやすい注解付で贈る。
出典:筑摩書房公式サイト
『森鴎外全集11 ファウスト』(ちくま文庫)
1996年
882頁
六十年の歳月をかけて成ったゲーテ生涯の大作を曲折自在な名訳でおくる。「訳本ファウストについて」「不苦心談」を併録。
出典:筑摩書房公式サイト
『森鴎外全集12 於母影/冬の王』(ちくま文庫)
1996年
435頁
痴人と死と(ホフマンスタアル)
家常茶飯(リルケ)
白(リルケ)
釣(アルテンベルヒ)
犬(アンドレイエフ)
鴉(シュミットボン)
罪人(アルチバシェッフ)
一人舞台(ストリンドベルヒ
世界漫遊(ダウィット)
冬の王(ランド)
みれん(シュニッツレル)
女の決闘(オイレンベルク)
於母影
「痴人と死と」(ホフマンスタアル)「家常茶飯」(リルケ)「冬の王」(ランド)「於母影」他、代表的翻訳13篇収録。
出典:筑摩書房公式サイト
『森鴎外全集13 独逸日記/小倉日記』(ちくま文庫)
1996年
510頁
独逸日記
観潮楼日記
小倉日記
自紀材料
『森鴎外全集14 歴史其侭と歴史離れ』(ちくま文庫)
1996年
513頁
柵草紙の本領を論ず
柵草紙の山房論文
鴎外漁史とは誰ぞ
仮名遣意見
当流比較言語学
長谷川辰之助
Resignationの説
夏目漱石論
サフラン
歴史其儘と歴史離れ
空軍
なかじきり
古い手帳から
うた日記
我百首
沙羅の木
遺言
「柵草紙の本領を論ず」「歴史其儘と歴史離れ」「サフラン」「空車」「うた日記」「遺言」他、評論・エッセイを集成。
出典:筑摩書房公式サイト