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『人種と歴史』レヴィ=ストロース(みすず書房)

『人種と歴史』クロード・レヴィ=ストロース、荒川幾男訳(みすず書房)

新装版2008年
122頁




目次(収録作品)

1 人種と文化
2 諸文化の差異
3 民族中心主義
4 古文化と原始文化
5 進歩の観念
6 停滞的歴史と累積的歴史
7 西洋文明の位置
8 偶然と文明
9 諸文化の協働
10 進歩の二重の方向

クロード・レヴィ=ストロースの業績 ジャン・プイヨン

1952年、ユネスコが世界の人種問題に関する小冊子のシリーズを刊行する。その1冊としてレヴィ=ストロースが書いた、初期の論文。西洋文化の位置付け、歴史的時間の偶然的性格を、専門領域を超えて議論し、明晰かつ的確な言葉でその問題意識を伝える。その視野の拡がりは、個々の文明を相対化する力を持ち、21世紀を生きるわれわれにも強く訴えかけてくる。

出典:みすず書房公式サイト


[関連]
『人種と歴史/人種と文化』クロード・レヴィ=ストロース、渡辺公三ほか訳(2019・みすず書房)

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