『共同研究 パル判決書』(上下)東京裁判研究会編(講談社学術文庫)
上巻
1984年
880頁
定価:2,200円(税別)
目次(収録作品)
1 太平洋戦争とパル判決
序.パル判決の意義
1.パル判決の背景(東京裁判の概要)……一又正雄
2.パル判決書の内容
3.パル裁決書と昭和史
4.パル判決書と東京裁判の証拠および手続……阪埜淳吉
2 パル判決書(正文)
1.予備的法律問題
1.裁判所の構成
2.裁判所の管轄権外の事項
3.本件に適用されるべき法
4.裁判所条例――これは戦争犯罪を定義しているか
5.定義――これは裁判所を拘束するか
6.戦勝国――法律を制定しうるか
7.戦勝国の主権に関する理論
8.侵略戦争――犯罪であるか
2.侵略戦争とはなにか
3.証拠および手続に関する規則
4.全面的共同謀議
下巻
2019年
264頁
定価:2,100円(税別)
2 パル判決書(正文)
4.全面的共同謀議
5.裁判所の管轄権の範囲
6.厳密なる意味における戦争犯罪
7.勧告
3 資料
東京裁判とは何だったのか。豊かな学識と平和を祈念する人類愛に基づいた『パル判決書』は、東京裁判の多数派判決を正面から論駁した記念碑的名著である。本書はさらに多角的解説を付した刮目の書である。
出典:講談社BOOK俱楽部
[関連・参考]
『東京裁判 全訳 パール判決書』ラダビノード・パール(幻冬舎)
『『パル判決書』の真実』渡部昇一(PHP研究所)
[キーワード]
パル判事。パール判事。