『暗黒日記―1942‐1945』清沢洌、山本義彦編(岩波文庫)
2004年
398頁
昭和17~昭和20年。
太平洋戦争下、豊かな国際感覚と幅広い交友をもとに、当時の政治・経済状況や身辺の生活をいきいきと記した希有の記録(原題「戦争日記」)。外交評論家・清沢洌(1890‐1945)は、将来日本現代史を書くための備忘録として、この日記を書きつづけたが、その鋭い時局批判はリベラリズムの一つの頂点を示している。人名・事項索引を付す。
本書表紙(カバー)より
『暗黒日記』(全3巻)清沢洌、橋川文三編(ちくま学芸文庫)
第1巻(昭和17年12月から18年12月まで)
2002年・462頁
第2巻(昭和19年)
2002年・558頁
第3巻(昭和20年、急逝直前まで)
2002年・470頁
『暗黒日記―戦争日記 1942年12月~1945年5月』清沢洌、橋川文三編(新装愛蔵版1995年・評論社)923頁