『十七世中村勘三郎―自伝やっぱり役者』十七世中村勘三郎(日本図書センター・人間の記録116)
1999年
305頁
目次(収録作品)
米吉のころ
(向島育ち/役者の子/初舞台/父の死/演劇塾/学校嫌い/寝小便/酒とたばこ ほか)
もしほのころ
(もしほ襲名/卓さん/八百屋会/渾名はダイコン/役者の学生/色気と酒/青年歌舞伎 ほか)
戦後の日々
(久里子誕生/カミさんのアルバイト/風流揚げと米の飯/嫁と姑/明治の人間/六代目の死)
十七世中村勘三郎
(名前がえ/勘九郎誕生/最初の大病/久々の舞台/同病の志/海外公演 ほか)
舞台を語る
(勘三郎十種/「瞼の母」/「檻」/「高坏」/「沼津」/「鏡獅子」/「紅葉狩」の山神/団蔵型の勘平/間は魔/菊五郎と吉右衛門 ほか)
身辺を語る
(初孫/俳句/名優迷句/なすびの絵/ランブルのコーヒー/誕生日/久里子/千代枝 ほか)
7歳で初舞台を踏んで以来、重厚な芸と粋な技巧で戦後歌舞伎を支え続けた17代中村勘三郎。広い芸域を誇る人間国宝の語る芸術観、人生論。1976年文芸春秋刊「やっぱり役者」の改題。
アマゾン商品説明より
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『自伝 やっぱり役者』中村勘三郎(1976・文藝春秋)
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