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『阿片常用者の告白』ド・クインシー(岩波文庫)

『阿片常用者の告白』ド・クインシー、野島秀勝訳(岩波文庫)

2007年
246頁




目次(収録作品)

第1部(読者へ/序の告白)
第2部(阿片の快楽/阿片の苦痛の序/阿片の苦痛)
『阿片常用者の告白』付録

英国ロマン派屈指の散文家による自伝文学。幼少期の悲哀、放浪の青春から阿片常用の宿命の道程を描く。阿片の魅惑と幻想の牢獄を透徹した知性と感性の言語によって再構築した本書は、ボードレールはじめ多くの詩人や作家たちの美意識を方向づけた。新訳。

出典:岩波書店公式サイト



『深き淵よりの嘆息―『阿片常用者の告白』続篇』ド・クインシー、野島秀勝訳(岩波文庫)

2007年
259頁
定価:660円(税込)




第1部(幼少年期の悲痛/重ね書きした羊皮紙写本/レヴァナとわれらの悲しみの貴婦人たち/ブロッケン山の幻影/第一部の終楽章―サヴァンナ=ラ=マール)
第2部

英国ロマン派の名文家ド・クインシー(1785-1859)の阿片体験にもとづく自伝的告白文学続篇.幼年期の記憶,3人の女性,魔術的な山や破壊された都市の幻想など,その夢の記述はフロイトに先駆け,脳髄を羊皮紙にたとえた一章はデリダの文体論を先取りしている.正続篇はともにボードレールら作家や詩人の美意識を方向づけた.

出典:岩波書店公式サイト

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