『海の二千六百年史』高須芳次郎（海軍研究社）

1940年
302頁

目次（収録作品）

第一編　神話時代及び建國時代
第一章　序說
第二章　古代日本と海の生活

第二編　日支交通時代
第一章　日本の大陸進出と三韓征伐
第二章　對外政策の推移と新文化の吸收
第三章　西海における海賊の出沒と刀伊の入寇
第四章　源平爭覇と平淸盛の海上經營
第五章　北條時宗の膽略と蒙古襲來に對する勝利

第三編　海外進出時代
第一章　支那・朝鮮沿岸に活躍した倭寇
第二章　足利義滿の對明外交と通商
第三章　日鮮貿易と日本民族の進出
第四章　海上の强族大内氏と細川氏
第五章　八幡船に現はれた日本人の英雄主義
第六章　豐臣秀吉の朝鮮征伐と日本海軍

第四編　通商發展時代
第一章　少年遣歐使節の羅馬行
第二章　豐臣秀吉の南進政策に現はれた雄志
第三章　德川家康の大陸政策と積極的海外發展
第四章　日蘭貿易・日英通商に現はれた日本民族の英氣
第五章　伊達政宗の雄圖と海外進出の覇心
第六章　御朱印船と日本貿易家の海外活動
第七章　英傑山田長政と海外における日本人町の繁昌
第八章　快傑濱田彌兵衞と臺灣へ進出した日本人の意氣
第九章　島津家久の琉球征伐と小笠原島の發見者
第十章　有馬晴信のポルトガル船燒討事件
第十一章　海外發展の經世家としての加藤淸正

第五編　鎻國時代
第一章　江戶初期の外交
第二章　西力東漸に伴ふ國防問題の興起
第三章　開國思想の萠芽と外交多難
第四章　日本海軍の再建と薩英戰爭
第五章　佐賀藩その他各藩の海軍施設
第六章　鎖國令下の交易と海軍ロオマンス
第七章　近世日本における港の盛衰

第六編　開國進取時代
第一章　明治初期における海軍上の發達
第二章　明治天皇の海事御奬勵と日淸・日露の戰勝
第三章　海の英雄東鄕元師と日本海軍

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