『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』デヴィッド・グレーバー、酒井隆史・芳賀達彦・森田和樹訳(岩波書店)
2020年
424頁
目次(収録作品)
序章 ブルシット・ジョブ現象について
第1章 ブルシット・ジョブとはなにか?
第2章 どんな種類のブルシット・ジョブがあるのか?
第3章 なぜ、ブルシット・ジョブをしている人間は、きまって自分が不幸だと述べるのか?(精神的暴力について、第1部)
第4章 ブルシット・ジョブに就いているとはどのようなことか?(精神的暴力について、第2部)
第5章 なぜブルシット・ジョブが増殖しているのか?
第6章 なぜ、ひとつの社会としてのわたしたちは、無意味な雇用の増大に反対しないのか?
第7章 ブルシット・ジョブの政治的影響とはどのようなものか、そしてこの状況に対してなにをなしうるのか?
やりがいを感じないまま働く。ムダで無意味な仕事が増えていく。人の役に立つ仕事だけど給料が低い――それはすべてブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)のせいだった! 職場にひそむ精神的暴力や封建制・労働信仰を分析し、ブルシット・ジョブ蔓延のメカニズムを解明。仕事の「価値」を再考し、週一五時間労働の道筋をつける。『負債論』の著者による解放の書。
出典:岩波書店公式サイト