スポンサーリンク

『原民喜全詩集』(岩波文庫)

『原民喜全詩集』原民喜(はら・たみき)(岩波文庫)

2015年
192頁




目次(収録作品)

原民喜詩集(ある時刻/小さな庭/画集/原爆小景/魔のひととき)
拾遺詩篇(詩集その1 かげろふ断章/千葉海岸の詩・海の小品)

「ヒロシマのデルタに 若葉うづまけ 死と焔の記憶に よき祈よ こもれ」―広島での原爆被災を描いた小説「夏の花」で知られる原民喜(1905‐51)はまた、生涯を詩人として生きた。生前に清書され、親友により没後すぐに刊行された『原民喜詩集』に加え、自身で編んだ「かげろふ断章」ほか拾遺詩篇を収録。現実と幻をともに見つめ、喪った者たちのために刻まれる詩は、悲しみと希望の静かな結晶である。(解説=若松英輔)

本書表紙(カバー)より

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange