「交尾」梶井基次郎 2019/2/13 2022/12/9 書評 短篇小説・掌篇小説, 小説 約15枚(400字) 名短篇だというので読む。 路地で見かけた猫の交尾、それから、渓流で見た河鹿(蛙)の交尾をエッセーのように描いた小説。 よい描写もあるが、話としては特筆すべきものはない。 あまり内容のないものをこのように書けるのはすごいとは思う。 青空文庫 えあ草紙 (縦書き) こちらの記事もどうぞ「太郎と街」梶井基次郎「日記」知里幸恵「戦争責任者の問題」伊丹万作「悟浄出世」中島敦「特攻隊に捧ぐ」坂口安吾『日本人―その生活と文化の心理』高木正孝(河出新書)『新・誰がこの子を受けとめるのか―虐待された子らからのメッセージ』菅原哲男(いのちのことば社)『近代の超克』河上徹太郎・竹内好ほか(冨山房百科文庫)