『心の先史時代』スティーヴン・ミズン、松浦俊輔・牧野美佐緒訳(青土社)
1998年
410頁
目次(収録作品)
第1章 なぜ考古学者が人間の心について問うのか
第2章 過去のドラマ
第3章 現代人類の心の基本構造
第4章 心の進化についての新しい説
第5章 猿とミッシング・リンクの心
第6章 最初の石器を作った人間の心
第7章 初期人類の心における多様な知能
第8章 ネアンデルタール人のように考えてみる
第9章 人間の文化のビッグバン―芸術と宗教の起源
第10章 ではそれはどのように起きたのか
第11章 心の進化
エピローグ 農業の起源
人間はなぜ文化をもったのか。人類は600万年前に進化の系統樹から猿と分かれ「心」を進化させた。文字や石器の登場以前の先史時代に、人類はその心で何を見て、何を考えていたのか?心のシステムを解明する進化心理学と、認知考古学の最新データを駆使して、心の世界へ新たな扉を開ける。芸術・宗教・科学の起源。
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