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『ハーバート・スペンサー コレクション』(ちくま学芸文庫)

『ハーバート・スペンサー コレクション』ハーバート・スペンサー、森村進訳(ちくま学芸文庫)

2017年
475頁




目次(収録作品)

政府の適正領域(第一の手紙/第二の手紙/第三の手紙 ほか)
社会静学(抄)(序文/第一原理の導出/第一原理の二次的導出 ほか)
人間対国家(序文/新しいトーリー主義/迫りくる奴隷制 ほか)

19世紀、日本をはじめ世界中に圧倒的影響を及ぼしたスペンサーは、20世紀に入ると、社会的ダーウィニズムを唱えた弱肉強食の冷酷な思想家として激しい批判にさらされ、忘却された。しかし、そうした理解は正当だろうか?否。自由の意味を根源から問うたその議論は、いまこそ再評価されるべきである。本書では、彼の思想の核心を伝える論考を精選して収録。そこからは国家の強制による福祉ではなく、個人の自発的な意志に基づく協力の原理を探究し、社会的弱者への慈悲を説いた姿が浮かび上がる。国家を無視する権利まで容認する、その徹底した自由の理論を詳らかにする。文庫オリジナル編訳。

出典:筑摩書房公式サイト

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