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『夢魔は蠢く 文豪怪談傑作選・明治篇』(ちくま文庫)

『夢魔は蠢く 文豪怪談傑作選・明治篇』東雅夫編(ちくま文庫)シリーズ全3冊

2011年
368頁
定価:968円(税込)




目次(収録作品)

百物語(三遊亭圓朝)
子規小品集(正岡子規)
きまぐれ草(抄)(小泉八雲)
夢十夜(夏目漱石)
永日小品(抄)(夏目漱石)
響(抄)―付「跫音」(水野葉舟)
怪談(水野葉舟)
怪談会(水野葉舟)
長靴(佐々木喜善)
縁女綺聞(佐々木喜善)
喜善夢日記(佐々木喜善)
神変大菩薩伝(坪内逍遙)

明治・大正・昭和の文豪怪談に顕著な「夢と幽霊」を描く珠玉の掌篇/小品を全三巻に集成するアンソロジーの第一巻。文豪怪談の黎明を告げる両巨人の幻夢譚―小泉八雲の「きまぐれ草」、夏目漱石の「夢十夜」を中心に、圓朝や子規から水野葉舟、佐々木喜善まで、合理主義の風潮に反旗をひるがえした文士たちの軌跡をたどる。巻末に坪内逍遙自筆の妖怪絵巻「神変大菩薩伝」を装画付きで復刻。

出典:筑摩書房公式サイト

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