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『ことばへの道』長谷川宏(講談社学術文庫)

『ことばへの道―言語意識の存在論』長谷川宏(講談社学術文庫)

新装版2012年
384頁




目次(収録作品)

第1章 言語場の成立(共同存在としての人間/言語の普遍性/言語の象徴性/共同の場としての言語)
第2章 表現の構成(言語の宗教性/話し手の位置/言語の芸術性/表現と沈黙)
第3章 伝達の構成(意味の実相/音声と文字/言語の規範性)

ことばを通して現実があらわれ、人間があらわれ、共同社会があらわれ、宗教があらわれ、芸術があらわれるという展望がなかったら、ことばを論ずる魅力はおそらく半減することだろう。――著者は「あとがき」でそう断じる。人として存在すること、社会のなかに在ることと、否応なくむすびついた「ことば」とはなにか。繊細でしなやかな哲学的洞察。

出典:講談社BOOK俱楽部

本書は、『ことばへの道』(新装版1997年刊)を底本として文庫化したもの。(底本の初出は1978年刊)

[関連]
『ことばへの道―言語意識の存在論』長谷川宏(新装版1997・勁草書房)
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『ことばへの道―言語意識の存在論』長谷川宏(1978・勁草書房)
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