『閑吟集』真鍋昌弘校注(岩波文庫) 2023/1/12 書籍データ 岩波文庫, 小歌, 歌謡 『閑吟集』真鍋昌弘校注(岩波文庫) 2023年 440頁 花の錦の下紐は 解けてなかなかよしなや――。永正15年(1518年)、一人の世捨人が往時の酒宴の席を偲んで編んだ小歌選集。春の妖艶たる雰囲気をまとって開巻が告げられ、多彩な表現をとった流行歌謡が、恋・枕・老い・面影・海辺などの群となって見事に配列されていく。中世末期の世相や風景、人々の感性がうかがえる。現代語訳つき。 本書表紙(カバー)より 閑吟集 (岩波文庫, 黄128-1) amazon 楽天 こちらの記事もどうぞ『森鴎外全集』(ちくま文庫)『ミシェル・フーコー講義集成』(全13巻)『正史 三国志』陳寿(ちくま学芸文庫)『坂の上の雲』司馬遼太郎(文春文庫)『新版 うつほ物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)『完訳 アンデルセン童話集』(岩波文庫)『食卓の賢人たち』アテナイオス(京都大学学術出版会)(全5巻)『城下の人 新編・石光真清の手記(一)』(中公文庫)