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『ニコラエフスクの日本人虐殺』アナトーリー・グートマン(勉誠出版)

『ニコラエフスクの日本人虐殺―一九二〇年、尼港事件の真実』アナトーリー・グートマン、長勢了治訳(勉誠出版)

2020年
352頁




目次(収録作品)

本篇
第一章 ニコラエフスク事件以前のシベリアとニコラエフスクの状況
第二章 赤色パルチザンのニコラエフスク包囲攻撃
第三章 赤色パルチザン歓迎会および赤軍派の残虐行為
第四章 赤色パルチザンと日本軍守備隊の戦闘、そして日本人軍民の絶滅
第五章 監獄とアムール河における大量テロル
第六章 革命的秩序の導入
第七章 トリャピーツィンとソヴィエト政府との関係
第八章 日本軍が赤軍派を懲らしめる(四月四日、五日の出撃)
第九章 大量処刑とニコラエフスクの破壊
第一〇章 ニコラエフスクの悲劇における中国人と朝鮮人
第一一章 クロステル・カムプ灯台の悲劇
第一二章 トリャピーツィンの逮捕と処刑
第一三章 日本におけるニコラエフスク事件の反響と北サハリン占領
第一四章 ニコラエフスクの悲劇の終局

証言篇
ニコラエフスク事件調査委員会について
サムイル・レヴィンの見聞記
1 ミハイル・グリゴリエフ(白軍派中佐)
2 セルゲイ・ストロド(士官学校生徒)
3 ヤーコフ・ドビソフ(リューリ兄弟商会社員)
ほか

資料篇
1 サハリン州大会決議(一九二〇年八月一六日)
2 トリャピーツィンの住民への通告
3 赤軍の回状電報(一九二〇年三月三〇日)
ほか

ロシア人6000人、日本人730人以上を虐殺
暴徒は尼港市を壊滅!

ロシア革命後の、赤色パルチザン実態とは?
事件直後のロシア「調査委員会」報告と生き証人達の生々しい証言で、日本人が忘れさせられた暴力革命の暴虐の凄まじさが100年後の今、蘇る!
英仏米日の連合軍による「革命干渉戦争」=シベリア出兵の失敗を象徴する尼港事件、その顛末は、共産主義が人類にもたらした一億人以上の大惨禍つながる。

尼港事件とは、1920年大正9年3~6月、樺太最北端の対岸ニコラエフス港市において、4000人の赤色パルチザンが行った大虐殺であり、市街は跡形も退く消滅した。
著者アナトリー・グートマンは白系ロシア人ジャーナリストで、事件当時、日本に滞在していたが、事件直後にロシアでつくられた「調査委員会」が三か月間現地調査してまとめた報告書を基礎資料とし、自身の取材も加えて執筆したのが本書であり、1924年ベルリンで出版された。

出典:勉誠出版公式サイト

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