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『グラフィック社会心理学 第2版』池上知子・遠藤由美(サイエンス社)

『グラフィック社会心理学 第2版』池上知子・遠藤由美(サイエンス社)

第2版2009年
331頁




目次(収録作品)

0 序章:社会心理学とは
  0.1 社会心理学の課題と研究視点
  0.2 社会心理学の研究方法
  0.3 社会心理学の理論と人間観
  0.4 社会心理学の最近の動向と本書の特色

第1部 社会的認知
 1 対人認知
  1.1 印象形成
  1.2 対人記憶
  1.3 対人認知における歪み
  1.4 対人認知のプロセスモデル
  1.5 コミュニケーションと印象の共有
  1.6 対人認知の個人差

 2 社会的推論
  2.1 帰属
  2.2 帰属の認知心理学的理論
  2.3 オートマティシティ
  2.4 推論のエラーとバイアス
  2.5 推論の誤りがもたらすもの
  2.6 仮説確証型判断

 3 態度
  3.1 態度の定義
  3.2 態度と認知的一貫性
  3.3 態度の情報処理理論
  3.4 説得的コミュニケーション
  3.5 態度と行動

 4 感情
  4.1 感情の分類
  4.2 感情生起に関する理論
  4.3 感情のもたらす影響――気分一致効果
  4.4 気分一致効果に関する理論
  4.5 感情と情報処理方略
  4.6 感情混入モデル
  4.7 感情の機能的価値

第2部 自己
 5 自己認知
  5.1 自己概念と自己知識
  5.2 自己概念の内容の測定
  5.3 個人的アイデンティティと社会的アイデンティティ
  5.4 自己概念・自己知識の特質
  5.5 自己概念・自己知識の情報源
  5.6 自己概念の複雑性と適応
  5.7 関係的自己

 6 自己評価
  6.1 自尊感情
  6.2 社会的比較
  6.3 自己評価維持モデル
  6.4 自己評価における重要他者の影響
  6.5 愛着と内的作業モデル

 7 自己と動機づけ
  7.1 自己認識に関わる動機
  7.2 自己呈示と動機づけ
  7.3 動機づけを生みだす自己
  7.4 自己制御

第3部 他者・世界との関わり
 8 対人行動
  8.1 自己意識と行動
  8.2 自己開示
  8.3 援助行動
  8.4 攻撃
  8.5 社会的排斥

 9 人間関係
  9.1 関係の成立
  9.2 関係の発展
  9.3 関係の維持と崩壊
  9.4 対人的葛藤
  9.5 人間関係の諸相

 10 集団と個人
  10.1 他者存在の影響
  10.2 集団による問題解決と意思決定
  10.3 集団ダイナミクス
  10.4 社会的ジレンマ
  10.5 集団間差別

11 健康と幸福
  11.1 幸福と不幸
  11.2 ストレスと対処(コーピング)
  11.3 ソーシャル・サポートと人間関係
  11.4 症状,病気と治療

12 文化と人間
  12.1 文化と人間の位置関係
  12.2 文化への視点
  12.3 文化的自己観
  12.4 集団主義と個人主義
  12.5 「文化論」への批判
  12.6 異文化適応

引用文献
人名索引
事項索引
執筆者紹介

本書は、社会心理学の入門テキストとして定評ある書の改訂版です。斯学の不易流行を踏まえ、旧版で紹介した基本的事項を残しつつ各章末のコラムを一新することにより、最新の話題への関心に応えることにしました。認知、自己、集団・文化という3つの変革の潮流を引き継ぎながら、神経科学や進化心理学的視点からの議論についてもふれています。視覚的な理解にも配慮し、新たに2色刷としました。

出典:サイエンス社公式サイト

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